企業の業務を外部に委託することを、アウトソーシングと呼びます。
アウトソーシングは、個人事業主や株式会社として発足して間もない経営者が、スタッフ不足を補うために利用していることが多いようです。
ただ、アウトソーシングすることで、すべてがコストダウンできるわけではありません。
自社にとってのメリットとデメリットを考えながら上手に利用しましょう。
アウトソーシングをすることのメリットは?
①自社のコア業務に専念できる
少ない人数で、経理や総務をこなすには無理が生じてしまいます。
これらの事務的な業務をアウトソーシングすることで、自社のコア業務に専念できます。
②専門分野の仕事がスピーディーに処理できる
アウトソーシング業者は、それぞれの専門分野の最新の知識を身に付けているため、短期間で効率良く仕事をしてもらうことができます。
例えば経理などの仕事には忙しい時期とそうでもない時期がありますが、アウトソーシング業者に依頼することで、必要な時に短期間で処理してもらえます。
③組織の肥大化を防ぐ
事業が拡大するにつれて、それぞれの専門分野のスタッフが増えていきますが、人件費に追われることにもなりかねません。
コア業務以外をアウトソーシングで補うことで、組織の肥大化を防ぐことができます。
アウトソーシングをすることのデメリットは?
①情報漏洩のリスク
アウトソーシングする場合、社内の情報を提供する必要がありますが、情報の取り扱い方を間違えると情報が流出してしまう恐れがあります。
②自社に実績が残り辛い
アウトソーシングに頼りすぎると、自社でノウハウが蓄積できない可能性があります。
③意向にそわない成果物となることもある
コミュニケーション不足から、自社が希望する方向と異なる結果になる場合もあります。
アウトソーシングに適していない業務とは?
アウトソーシングが適していない業務としては、まずは収益の柱となっているコア業務はリスクがあり過ぎです。
自社のノウハウが、万が一外部に漏れると、会社の存続にも関わってきます。
また、規則などを含め企画を立案する「企画立案業務」も適しません。
まとめ
アウトソーシングを行うことによって期待できるのは、主にコスト削減と仕事の効率化です。
そのためには、現状の仕事の中で非効率で無駄なコストがかかっている業務を洗い出すことです。
一般的に総務などの事務系はアウトソーシングに適しており、収益が高いコア業務は不向きといえます。
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